移住者インタビュー 10

 

漁師の仕事をしながら
土日限定の屋台をオープン

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石川さん
料理人・漁師 北海道出身

奥さんの家業である漁業を継ぐために

北海道で生まれ育った石川さんは、料理の道を志して食いだおれの街・大阪の調理師専門学校に進学。その後、京都でフランス料理店やピザ店など様々な店で働き、料理の腕を磨きました。その際に、お客さんとして出会ったのが敦賀市出身の奥さん・麻由子さん。麻由子さんの実家は敦賀で漁業をしていると聞いたとき、自分もやってみたいと思い、結婚を機に移住しました。家業を継ぐことにためらいは無かったそうです。

料理の経験を生かした屋台をオープン

敦賀ふぐや敦賀真鯛の養殖を手伝いながら、自分に出来ることは何か考えていた中、博物館通りの空き店舗を活用するプロジェクト(敦賀Rハッカソン)に参加。プロジェクトに携わったことがきっかけで、漁師の仕事をしながら自身の料理の経験を生かせる、屋台をオープンしました。敦賀ふぐ・敦賀真鯛などの魚はもちろん、地元で採れた野菜も入った天ぷら盛り合わせは売り切れることも。

助け合いの精神がある敦賀は居心地が良い

敦賀に来て、人に頼りやすくなったという石川さん。まだロープも結べない自分でも、周りの人は出来ることに目を向けてくれ、出来ない部分は自然に助けてくれた。そういう助け合いの精神がある敦賀だから居心地が良く感じ、誰かの為に何かしたいという気持ちになったといいます。敦賀の美味しい魚を気軽に食べられると常連さんも増えてきた屋台。これからも続けていきたいと話してくれました。

ふぐや五良左ヱ門

敦賀市の西浦地区で敦賀ふぐや敦賀真鯛を養殖する傍ら、天気の良い土日限定の屋台「ふぐや五良左ヱ門」を博物館通りでオープンしています。新鮮な魚の天ぷらを揚げたてで味わえる屋台は売り切れることも。他にもたこ焼きなど、獲れた食材に合わせたメニューがあります。無人販売機は天気の悪い日でも、ご家庭で簡単に魚が食べられるよう、切り身やタタキなどの調理済みの魚を販売しています。開催日など詳しくはInstagramでご確認ください。

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