~見る、食べる、作るで感じる敦賀①~「福井のおと」

皆様にとっての、敦賀の音って何ですか?

私が感じた敦賀の音は

〇トンビの鳴き声

敦賀に春に移住して、最も印象的だった音はトンビの鳴き声です。

自然が近い街っていうのを、毎朝実感できて、気持ちよく起きることができました。

〇アーケード沿いの八号線を走る車

朝、出勤する際通って、夜金土と屋台ラーメンを味わえるアーケードでは、

ステレオ感満載のラジオの音が流れ、広い8号線を通る車の音が響きます。

〇波の音

そして少し足を延ばすだけで着く海沿いでは、心が癒される波の音。

この時期は、雨や吹雪の音の毎日ですが、

皆さんが感じる敦賀の音は何ですか?

さて、何故この様な問いかけをしているかというと、

「その街にしかない、その街のおと」が

現在撮影中の映画「福井のおと」の核になっているからです。

福井県が打ち出したプロジェクトである「福井の方言愛着ましましプロジェクト」のひとつとして映画「福井のおと」の製作が決定してから、四季を通して小浜市、福井市、越前海岸(河野)、勝山と撮影は順調に進んでいます。そして春に撮影予定なのが、敦賀編。その脚本を現在考えています。

~見る、食べる、作るで感じる敦賀①~「福井のおと」

環境音は場所や仕事、動植物、天気や季節によって変わります。敦賀でもトンビの鳴き声は、風が吹く声に変ったように思えます。しかし、変わらないものが方言です。福井の様々な場所の音の中にある福井弁。福井以外のどこにもない「福井の音」を福井での生活に焦点をあて、物語の中で奏でていくこの映画で、敦賀市のストーリーを描くことによって県の様々なところとのコントラストなども強化され、観ている方が感じてくれる敦賀もより強いものになるのでないかと考えています。

営み・暮らしに重点を当てた敦賀での話、どんなものになるか楽しみにしていてください。