東京の外資系広告代理店で、アートディレクター・クリエイティブディレクターとして活躍後、2013年に「Takahisa Hashimoto illustrations」を主宰。インドのミティラー地方で描かれる伝統絵画に影響を受けた繊細で緻密な彼のイラストは、国内のみならず今や世界でも注目され、「Society of illustrations ニューヨーク」金賞受賞、「ニューヨーク・アートディレクターズ・クラブ」金賞受賞など、世界的に重要なイラスト賞やデザイン賞で高い評価を得ています。

2015年に生まれ変わった敦賀駅前広場の誕生祭で、敦賀駅交流施設オルパークの大きな正面ガラスウィンドーを敦賀の魚のイラストで埋め尽くしました。敦賀市の気比高校美術部の生徒達とともに紙に描いた魚のイラストを見本に、集まってくれたギャラリーに自由参加でガラスウィンドーに描いてもらいました。大きなウィンドーに描かれたカラフルでユーモアたっぷりの魚のイラストに、道ゆく人達も思わず足を止めて見入ったり、中には参加して一緒に描き出す人もいました。橋本さんは、他にも敦賀かもめ音楽祭ポスターや敦賀の観光スポットをイラストにしたアイシングクッキーの作成などの活動も行っており、自分のイラストで地元敦賀を盛り上げたいという強い思いを持っています。